【大人も絵本に癒される】閉店後にバーになる絵本専門店・ブックバーリリパットに行ってきた
閉店後に、バーになる絵本屋さん?
こんばんは、非日常ハンターのはなおです^^
いきなりですが、

閉店後に、バーになる絵本専門店
が、神保町にあるのを知っていますでしょうか?
しかも
女性が一人で行っても安心できる空間で
お酒が飲めなければ、コーヒーやケーキも用意がある
というのです。。
うーん、とても気になる。
と、いうことで、今回わたくし実際に行ってまいりましたので
是非ともレビューさせてくださいませ^^
❶ 女性一人で行っても全然安心できる。
❷ お酒やコーヒーを飲みながら、絵本を見ることができる。
❸ 気に入った絵本は購入できる(大人になった今だからこそしみる絵本)
❹ 幻想的な空間をゆっくり楽しめる。
ブックバーリリパットって、どこにあるの?

まずはそんなお店、いったいどこにあるの?
ということでこちら↓
〒101-0051
そうです、あの本好きが集まるで有名な
神保町(じんぼうちょう)にあるのです。
しかも、神保町駅からなんと徒歩1分

しかもさらに嬉しいのが、神保町駅から
徒歩1分ほどで到着できるほど駅から近いということ^^
A1の出口から出るとスムーズに到着できます
ブックバーリリパットの入り口は、どこ?

閉店後にバーになる、ということで
お昼は、普通に、こどもの本専門店として
営業しているしているのですが
そのお店の名前は
Book House Cafe 「 こどもの本専門店 & カフェ 」
というところで、こちらの裏側に
実は秘密の入り口があるのです・・・
Book House Cafeの、裏にまわると・・・

Book House Cafe の裏側にまわると
普通のなんてことない路地裏が現れます。
そのままもくもくと歩いて行くと・・・ありましたっ。

どうやらこの「北沢書店」と書かれている看板の
すぐ横の扉が、ブックバーリリパットにつながる扉・・・

よく見るとシンプルな看板に小さく
Lilliput(リリパット)
という、可愛らしいロゴが刻まれています^^
ブックバーリリパットの営業時間は何時から?

そのお店は、何時からやっているんだい。
といった方のためにこちら( 2025年 9月 現在 )↓
⚫︎ 平日 20時~23時
⚫︎ 土日祝日 おやすみ
とのこと^^
一応変わるかも知れないので
本家のサイトもご確認してみてください → ブックバーリリパット
いざ、ブックバーリリパットに潜入

もともと一人で、BARなんて
一度も行ったことのない私ですが
勇気を出して、20時ジャストに扉を開くと・・・

なかから顔を出したのは
とても素敵なバーカウンターでした。

おお〜、大人の来る場所って感じ。
ちょっとドキドキしてしまう。
夜は大人の絵本専門店に

どうしたら良いか・・・
一人でキョロキョロしていると

こんにちわ、よかったらこちらどうぞ^^
と、いつの間にか可愛らしい店員さんが現れ
奥にある閉店後の店内へと案内してくださいました。
うわぁ・・・
思わず息を呑む空間。
ブックバーリリパットの店内の様子は?


こちらに、どうぞ
と通されたその空間は
ほんのり暗く、たまたまそこに辿り着いた者だけが吸える
特別な空気のようなもので満たされていました。

店員さんのいないレジカウンターや
普段は、お子さん連れのご家族で
賑わっているであろうエリアが

昼間とはちょっと違った時間の流れ方を
しているように感じます。
ブックバーリリパットのメニューは?

おもわず店内を散策したい衝動に駆られましたが
まずはいったん落ち着いてご注文を。
⚫︎ 飲み物はどれも 1000円
⚫︎ チャージ ( 下からどれか1個 )500円
・チョコレート
・ナッツ
・ポテトチップス
・柿の種
ということで私は
白ワインソーダとチョコレートを注文

一口飲んだら、あとはもうせっかく来たのだから・・・
( チョコまで待てるほど大人じゃなかった )
絵本は、手に取って散策できる?

そう、なんと行ってもこちらの醍醐味は
大人になった、今だからこそ響く絵本
というものを、この絵本の森の中から
見つけ出して、購入して、持って帰ること^^
本当にたくさんの絵本があるのでワクワクしながら散策できます。
今回私は、大人向けの絵本を2冊購入しました

まずは大人に刺さる絵本で有名な
ヨシタケシンスケさんの新作( 2025年 7月 1日 初版 )
“ まだ 大どろぼうに なっていない あなたへ ”
これはもう、日々、社会にもまれながらも
なんとか自分なりの生き方を見つけてやろう。
ともがいている、すべての大人達を
救ってくれる絵本でした。

大丈夫、間違ってないよって。
理解されなくても、ひっそりと
自分だけの「本当」は守り抜いてこうって。
優しく、たくましく、寄り添ってくれる本です。
いろんな生きづらさや、理解されにくさを知った

大人になった、今だからこそ刺さる一冊
だと私は思いました^^
深すぎて、引き込まれる絵本

そしてもう一冊は
もう深すぎて、深すぎて・・・何回読んでも

待った、こうとも言える・・・?
と、解釈が二転三転してしまう
谷川俊太郎さんの “ あな ”

これは、普通に読んだら意味がわからない
という方もけっこう多い絵本ですが
私には、どうしてもここに
人生そのもののベースに流れている何か
があるとしか思えないのです。
そして、そのわからなさと

でも何かこれ、絶対ある・・・
といった、本能の手応えみたいなものが
同時に感じられてしまうから

読み終わったあと思わず
誰かと話したくなってしまう
そうゆう本です。
( 前からずっと欲しくてやっと購入^^ )
気になった絵本は、その場で購入できる
見ていて「これは・・・」
と思う絵本に出会ったらその場で
購入できるのもこのブックバーリリパットの醍醐味です。
普段は、誰かのためにしか買わない絵本を

たまには自分のために買ってみる。
という贅沢を是非とも味わってみてください。

私は、図書館司書をしてた時に
よく絵本コーナーで、幼い子どもを連れたお母さんが

えー!やっば・・・めっちゃ懐かしいっ!!
という雄叫びとともに、子どもガン無視で
自分が子どもの頃に読んでいた絵本に釘付けになる瞬間
を、よく見て来ました。

不思議なことに、子どもの方も

ねーねー、なにー、それ。見せて、ねー。
と興味がとまらなくなります。

不思議なもので、子どもというのは
大人が何かを伝えようと思って一生懸命読んだ本よりも
大人自身が思わずのめり込んでしまった本
の方が、よっぽど興味をそそられるように見えたのでした。
女性が一人で行っても全然くつろげる

普段からバーも、飲み屋も
全く一人で行かない人間の私でも
全然、安心してくつろげましたし
なんなら私以外にも、1人で来てる方が3人いて
⚫︎ 何かを、ゆっくりノートにまとめる40代くらいの女性
⚫︎ 音楽を聞きながら漫画を読む20代くらいの女性
⚫︎ 仕事帰りに、カレーを食べにきた30代くらいの男性
など、みんな一人時間をゆっくりと過ごされている雰囲気でした^^
お酒ではなく、コーヒーやケーキを食べる方もいて
それぞれが自由にリラックスできる空間です。
そんな、いつもとはちょっと変わった
大人の絵本屋さんで
是非とも非日常な夜を味わってみてくださいませ。

