非日常が味わえる私語厳禁カフェ【アール座読書館】で、お手紙セットを頼んでみた

大人が一人で、非日常を味わえるカフェ?
いつもの毎日から、ほんのちょっとだけ抜け出したくて
“ 非日常 体験 ” などと検索すると
なぜかいつも出てくるのが
⚫︎「子どもと一緒に体験できる!」系の施設や
⚫︎「みんなで一緒にワイワイ盛り上がれる!」系の施設…
などが、非常に多く
う〜ん・・・そうゆうんじゃなくて
もっとこう、大人が一人で行って感動できるような

非日常的な感覚が味わえる場所ってないのかな・・・
と、私はいつも思っていたのですが
ついに見つけました^^
なので今回はそんな
❶ 大人が一人で気軽に行けて
❷ いつもとはちょっぴり違った非日常的な体験ができて
❸ さらには料金がだいたい1000円前後くらいに収まる…
そんなカフェをご紹介したいと思います^^
高円寺にある“ アール座読書感 ”
そこには、たった一つだけ他にはないルールがあります。
それは「 私語厳禁 」であるということ。
いつもとはほんのちょっと違った非日常的な空間で
自分だけの特別な時間を過ごしてみませんか?
アール座読書館ってどこにあるの?

まずは「 そんなカフェどこにあるんだ! 」
という方のために、こちらを記載させていただきます↓
〒166-0003
そこは高円寺駅から徒歩4分の
商店街から少しだけ路地裏に入ったところにあり
入り口がこんな感じでお店とお店の間に挟まれているため

注意して見ていないとスタスタ通り過ぎてしまうかもしれません。
(現に私が通り過ぎました。。)
看板も足元にちょこんっと置かれているので
よく見て探しながら、辿り着いて見てください。
小心者にも安心の心遣い
私語厳禁のカフェか・・・

なんだかすごく気になるけど、入るのはちょっと緊張するな・・・
という方に、ものすごく嬉しいお知らせがあります。
なんと入り口の扉をじっくりよーくみると
チョマッとミニマムな付箋が貼ってありまして

ヌっと顔を近づけて見てみますと
“ 外からのぞけます ” とあります・・・
おおおお、すごくありがたい心遣い。
いきなり扉を開けるには、ちょっと勇気がいるような
私のような小心者さんに向けて
お店の中の雰囲気が外からこっそりわかるようになっているんですね
ありそうで中々ない、細やかな気遣いにホッとします。
ではでは、いざ、中へ入りたいと思います。

個性的すぎる引き出しの中身たち
中に入り、まず私が最初に驚いたのが
たまたま選んだ席の引き出しを開けたら
中が海だったことです。。

っハ! (゚Д゚)ノ
と思わずなりましたが、ここは私語厳禁。
そのまま唾をごくりと飲み込み
他の引き出しも開けてみることに。
ズズッ (・_・)ノ


・・・!
っハ! (゚Д゚)ノ
落ち着け、落ち着くんだ。
私語厳禁、私語厳禁。
・・・あぶないあぶない。
迂闊に引き出しは開けるもんじゃないですね。
と、いうことで、まずはメニューから
お目当ての “ お手紙セット ” を注文することに。
お手紙セットとは?

アール座読書館には、他のカフェにはない
とてもユニークな “ お手紙セット ”というメニューがあります。
それはなんと1ドリンクオーダーに+450円だけで注文できるのです

どんなメニューかと言いますと
⚫︎ドリンク1杯
⚫︎封筒1枚と、便箋2枚
⚫︎切手1枚
⚫︎ペン、インク、シーリングスタンプなどの道具類の貸し出し
がついているセットでして
普段はほとんど書くことのない手書きの手紙というものを
ほとんどの人が使ったことないであろう
羽ペンとシーリングスタンプを使って
送ることのできるセットのことであります。
お手紙セットを注文すると・・・

注文してしばらくたつと、まずは1ドリンクで選んだ
ホットココア(¥700)が運ばれてきました^^

お手紙セット、もう少々お待ちください^^
と店員さんが小さな可愛い声で囁くように言ってくれたので
「ふぁいっ」
と、いい子にして待つことにしたのでした。
お手紙セットの手順 その1

お手紙セットの用意が整うと、まずは
カウンター横のショーケースの前まで

こちらへどうぞ^^
と案内され、そこに並べられている
レターセットの中から
⚫︎封筒を1枚
⚫︎便箋を2枚
⚫︎切手を1枚(¥ 110 )
を自分で選びます。
選び終わったら店員さんに伝えると
書くための道具は席まで持ってきてくれました。
お手紙セットの手順 その2

席に戻ると、先人たちが苦労してつけたであろう
試行錯誤の跡がしみ込むこちらの解読の書をもとに
いざ戦いが始まります。

まずは四角い小瓶に入った水を
丸い小瓶にうつしかえます。

次に、「これだ!」と思ったペン先を
この6つの中かから選びだし
羽ペンのさきっぽに「くいっ」と差し込みます。
(※ガラスペンもあります)

おおお〜。
ここまできたらあとはもう書くだけです^^
お手紙セットの手順 その3

あとはお好きな色のインク(黒・赤・青)
の小瓶に、チョンっと先っぽをつけ

カキカキカキカキ….
うーん、やっぱり最初は書きづらい。
何度も付けすぎたインクの量を調節しながら

書き直しては書き直し
なんとか書き終え(持参の便箋を追加)
窓辺でひらひらと乾かすことに。

お手紙セットの手順 その4
いよいよやってきました^^
シーリングスタンプです。

まずはどのスタンプにするのか
よーく、吟味して選び

マッチと蝋燭を用意し
火を灯したら、蝋を溶かします。

いい感じに蝋がとけて溜まったところで
封筒のまん中に垂らし…

これだとかなり足りなかったので
実際はもっと溶かして大丈夫です。
ムニっと押し込む。

おおお〜!
なんか見たことあるやつになりました!

書いた手紙はどこに出す?

書き終わった手紙はなんと
切手を貼って店内のポストに入れると
そのまま送ることができます^^
なので、本当に何も持っていかなくてもここに来れば
“ あの映画でよく見るタイプの手紙 ”が送れちゃうのです。
しかも料金はたったの1150円でした

〒166-0003
ちなみに海外に送る場合は・・・

ちなみに余談なのですが
今回私はインドネシアにいる友達に
手紙を書いたため、ここでは出さずに
そこから徒歩9分歩いたところにある
高円寺中央郵便局で出してみることにしました。

日本からインドネシアっていくらかかるんだろう?
と、ドキドキしながら窓口にいくと…

えっ!
・・・ (゚Д゚)
120円?
さすがに安すぎませんか?

「さすがに安すぎる・・・」と不安に思った私は
郵便局のスタッフさんに聞きましたが

これで大丈夫ですよ、ここを見てください^^

この国際郵便料金表ではインドネシアは2の地帯なので
2の地帯の料金を確認すると・・・


ほら、120円ですよね^^
おおおおお〜。
衝撃を受けました。
たった120円でインドネシアに手紙が送れるなんて・・・
さらには、海外に送る時用のシールも無料でくださり

めちゃくちゃ勉強になりました。
⚫︎国際郵便料金表でみた送料分の切手をはる
⚫︎エアーメールのシールを貼る(手書きでもOK)
これだけ守ればポストに投函しても大丈夫とのこと。
早速、ポストに投函しあとは届くのを待つだけです^^

ちなみに高円寺中央郵便局の住所はこちら↓
〒166-0003
手紙に使う1日があったっていい
忙しい毎日ではありますが
人生のうちに1日だけでも「だれかに手紙を書く時間」
というのをゆっくりとってみる
というのもたまには良いかもしれません^^
