お寺の地下に雪がふる?二子玉川にある玉川大師で地下霊場に行ってきた来た話
お寺の地下を、歩ける場所?
こんにちは、非日常ハンターのはなおです^^
いきなりですが二子玉川に
お寺の地下に、真っ暗な迷路のような通路があり

その道の両サイドに、300体もの仏像がずらりと並んでいるお寺
があるのを知っていますでしょうか?
しかも、場合によってはその真っ暗な通路に
⚫︎砂をひいて、素足でふみあるくイベント
⚫︎雪をふらして、当時の修行を体感するイベント
⚫︎星を映し出し、プラネタリウムのような幻想世界を味わうイベント
など、かなり興味深いイベントを
やっている時期もあるというのです。
これは・・・

かなり、気になる・・・
・・・ということで今回私、
実際に行ってまいりましたので
是非ともレビューさせてくださいませ^^
⚫︎ 予約なしで、いつ行っても大丈夫
⚫︎ 真っ暗な地下霊場は、かなり幻想的な感覚を味わえる。
⚫︎ 地下でこなす3つのミッションが、独特で面白い。
玉川大師ってどこにあるの?

まずはそんなお寺どこにあるの?
と言った方のとめにこちら
そうです^^
二子玉川駅からは徒歩11分
※ 車の場合はPPPak!(ピーピーパーク)
というアプリを使うと
⚫︎ 今いる場所から、その時、一番安いコインパーキング
を、瞬時にランキングで出してくれるので
とても便利です^^
( しかもそのままGoogleマップに飛べます )
地下霊場っていつ空いてるの?

そうそう肝心な地下霊場って
いつ空いてるの?と言ったところですが
⚫︎ 9:00〜16:30までの間はいつ来てもOK
( ※ただし最終受付は16:00まで )
⚫︎ 基本的には、臨時休業以外は、年中無休でやっている
とのことです。
なんとありがたいことでしょう・・・
フラッと思いついた時にいけちゃうわけですね。
今回は「寒修行」というイベントに参加

これはもう、たまたま私が行った日が
地下霊場に、雪を降らすイベント
が、行われていた日でして

着いてから、シャッターに貼ってあった
張り紙で気づく・・・という

なんだか寒そうなイベントだ・・・
見逃したくない「岩とドラ」

境内に入ると、本堂のすぐ脇に
梅干しとしか言いようのないフォルムの
肉肉しい岩があります・・・


なんだこの、モチモチした赤ちゃんの手みたいな肌は・・・
これは見ないわけにはいきません。
またもう一つ見逃せないのが
ひとつき100円の長寿の銅鑼(ドラ)

参拝をする前に、もうひとつ押さえておきたいのが
こちらの“ 長寿の銅鑼 ”です。
こちらは
となりに設置された木箱に
100円を入れると叩くことができます。
「チャリンっ」といれデーンとたたくと
なんとも言えない渋い音が響き渡ります。
ほお〜。と感心していると。

こんにちは、参拝の方ですか?^^
と、中からとても感じの良い女性スタッフさんが
出てきてくださりました。
いざ、地下霊場・寒修行へ

この日は、平日昼間で
運よく空いていたのか
私の他には2人くらいしかいませんでした。
靴を脱ぎ、お寺の中に上がると・・・
ここから先は、撮影禁止とのことだったので
しっかりと集中することに。
地下霊場に行ってみた感想・レビュー

もう・・・いったいなにから
お話しして良いかわからないのですが
ただ一つ言えるのは
知っていたとしても、それをはるかに上回るような
圧倒的・異世界感が、そこにはありました。
まずは、どうゆう手順なのかから、お話しします。
どうやって参拝するの?

まずは受付で

地下霊場に行きたいのですが・・・
と言うと、あとはものすごく丁寧に
その後の手順を教えてくださります。
ちなみに参拝料は通常時でこの金額です↓
⚫︎高校生以上:1000円
⚫︎中学生以下:500円
また、今回のようなイベントがある場合は、その都度変わるようです。
私が行った寒修行(かんしゅぎょう)は
⚫︎高校生以上:1500円
⚫︎中学生以下:1000円
でした。
料金のお支払いが終わると
いくつかの箇条書きでまとめられた
⚫︎ 地下霊場がどうゆう場所かについてのボード
⚫︎ ここでのルールについてのボード
を手渡されます。
地下霊場とはどんな場所なの?

まず、ものすごく簡単に地下霊場について
まとめさせていただきますと
玉川大師の地下には
地下5メートル・長さ100メートルほどの長い道が
仏さまの胎内となって続いており
そこを通ることを胎内めぐり、と言います。
胎内には、300体ほどの石仏が置かれており
そこを参拝したものは
四国88ヶ所の寺を全てまわる、お遍路をしたのと同じご利益がある
と言われています。
地下霊場のルールとは?

地下霊場には、守らなくていけないルールが
主に2つだけあります
⚫︎写真撮影は禁止
⚫︎どんなに暗くてもライトは使ってはいけない
これがまた、簡単なようで
実際、一人で行ってみると、踏み出して5歩で

まった・・・無理かも
と思うような強烈な不安に襲われます。
なぜならそこには
一筋の光もなく、どこに何があるのか
どっちに進んだら良いのかすら、わからなくなるから、です。
あとはもう、本当に

勇気だけです。
とてもシンプルな体験。
ただただ、自分の手の感覚だけ
を信じて、ひたすら前へに進めるかどうかです。
地下霊場の3つのミッションとは?

実は玉川大師の地下霊場には
小さな3つのミッションが用意されています。
① 手の感覚だけで壁に埋めこまれた五鈷杵(ごこしょ)を見つけだすこと
② 自分の数え年と同じ番号の仏様に挨拶をすること
③ 打ち上げの鐘を鳴らしてから地上へ出ること
❶ 暗闇の中で掴むハンドルみたいな形の五鈷杵とは?

2ヶ所目の真っ暗闇の通路のどこかに
五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれるインド発祥の
手に握れるハンドル見たいな形の法具
が壁のどこかに埋め込まれています。
これを掴むことができたら
すぐ上にある仏さまと繋がることができると言われています。
❷ 自分の数え年の番号の仏様にあいさつ

最初に見せてもらう説明書きのボードの裏面には
実は、自分の数え年の番号が探せる表が記載されています。
ちなみに数え年は、満年齢に+1歳と
けっこう複雑な数え方をするので
わからなければ、入る前にスタッフの方に
確認してみると良いかもしれないです。
⚫︎地下にいる仏像様には、よくみると一体一体番号が振られているので
⚫︎自分の数え年の仏像様に挨拶をしてから地上に出ると良いとのことです
ちなみに仏像様は、すべて顔が違うので
それをじっくり見て回るのもかなりの見応えあります。
❸ 最後に、打ち上げの鐘を鳴らして地上へ

暗い通路を抜け、自分の数え年の仏さまにも
挨拶を済ませたら、最後に「打ち上げの鐘」というのを
ぼーんと鳴らしてから地上に出ます。
これは無事に参拝を終えましたよ
仏様に最後にお知らせする鐘であり
3つの中では一番わかりやすい位置にあるので
見つけやすいと思います^^
ちなみに今回の寒修行では

当時の修行を再現・・・ということで
いったいどうやって、ふらせたのか
地下霊場のいたるところに雪が積もっていました。
一体一体の、仏様の頭やあぐらの上には
まるで、さっき止んだばかりかのような柔らかそうな雪が落ち
ほんのすこし不安を横に置いて
ふ〜っと1回、深呼吸をしたのなら
そこにはノスタルジックな世界が満開に広がっていました。
こんな経験ができる場所、なかなか他にないです。
寒修行でもらえたアロマペンダント

ちなみに、普段は受付を済ますと
暗闇の中で発光する「光運石」をもらえるらしいですが
この寒修行では、暗闇の中でほんのり香る
アロマペンダントをもらうことができました。
実際には余裕がなさすぎて、修行中に
匂いまでは、中々かげませんが
最初に暗闇に入る時は、かなり心の支えになります。
非日常体験がしたいのならぜひ玉川大師へ

もしも、何かに煮詰まったり
これからどうしたらいいかわからなくなってしまった時は
シンプルな勇気を体感できる
玉川大師に行ってみてください。
きっと、一生残る大切な時間が過ごせるはずです。

