【村民は3人?】武者小路実篤の「新しき村」に行ってきた体験記|2026年現在の様子
目次
武者小路実篤が作った「新しき村」は今でも入れる

こんにちは、非日常ハンターのはなおです^^
いきなりですが埼玉県・毛呂山に

住民が3人の村( 2026年 現在 )
があるのを知っていますでしょうか?
しかもそこは
あの武者小路実篤(大正時代の文豪)がつくった理想郷で
敷地内には美術館もあり、村人の使っている食堂まで見学することもできる
というのです。
うーん気になる・・・ということで今回私実際に行ってきましたので
是非ともレビューさせてくださいませ^^
⚫︎新しき村の入り方や、敷地内の美術館について( 電気やベルの使用 )
⚫︎現在も村民さんが使っている食堂の様子
⚫︎敷地内に隠れる本物の電車とは・行き方も解説
新しき村のアクセス|駐車場情報


そんな村どこにあるの?
といった方のためにまずはこちら↓
そうです、埼玉県の毛呂山町(モロヤマ・マチ)というところにありまして
電車で行く場合は、こちらのバス停「毛呂山総合公園入り口」から、徒歩15分で着くことができます。
車の場合のアクセス

車の場合は、駐車場はなかったのですが・・・
直接、武者小路実篤・美術館の方に聞いてみたところ







あぁ、どことは決まってはないのですが、車で来た場合は
敷地の中の邪魔にならないところにとめてもらって全然良いですよ^^
とのこと。
嬉しいですが、最初はけっこう緊張するかもしれません。
新しき村の入り口の様子

毛呂山総合公園入り口から歩いていくと、途中いくつもの
新しき村をしめす看板が出てくるので、わりと迷わずに到着することはできます。

少しずつ、なんだかほんの少しだけ変わった街の様子が端々から感じられ
なんともいえない独特の雰囲気が流れておりました。
あっ!ありました、なんとこちらの踏切が入り口です↓

この踏切を渡ると、すぐ右にこんな看板が立っています。
「もう20メートルで、村の中ですよ、美術館もあるよ」とのこと↓

おおおおお、緊張するよとても、うん。
でも、同じくらい魅力的な匂いもするから行っちゃうよ、うん。
新しき村が安心な理由|宗教ではない

よく誤解されがちなのですが、新しき村は一般財団法人が運営している村で、宗教ではありません。
とはいえ「新しき村」ってどんなところなの?
といった方のために、とても簡単にまとめますと↓
あの名作「友情」の著者としても知られる武者小路実篤が100年ほど前につくった理想郷のことで
村人同士が助け合い、農業など自給自足をしながら生活を営んでいる村で
特定の宗教や政治団体に属しているわけではない(教祖や教義もない)
とのこと。
ちょっと怖いな・・・と思う方もいるかもしれませんが、実際に私が行ってみて
何かを勧誘されるようなことや、こちらの情報をあれこれ詮索されるようなことは、本当に全くなかったので





小さな村の、ちょっと変わった美術館
くらいに思っておいて良いのかもしれません^^
( 小説や文学が好きな方にはたまりませんよう。ボソっ)

新しき村の5つの見どころと楽しむコツ
❶ 新しき村ギャラリー|セルフスイッチ

さてさて、気になる見所ですが、なんとこちらの敷地内にある
新しき村ギャラリーや、新しき村美術館は、基本的に電気がついていません
何も知らずに訪れると入り口には「ご自由にお入りください」とだけ書かれており

入ったら真っ暗でした・・・。





えっ、これ本当に入って大丈夫なやつ・・・?
と一瞬たじろぎましたが、よくあたりを見回してみると
このような張り紙が↓(入ってすぐ左)


なるほど、照明は自分でつけるタイプのセルフスイッチ美術館だったんですね、これは相当新しいです。
内部はこのような感じで清潔感のある簡素な作りになっていて、静かにみてまわることができます。

❷ 新しき村美術館|呼びだしベル
さてさてここが、やっぱり村の一番の核となる見所
新しき村美術館ですが、ここにいくまでにもけっこう面白い景色が広がっていまして
思わず緑をこぼしてしまったかのような巨大バケツは、個人的にとてもすきでした。

足元のクローバーがフサフサしていて踏んでみると
けっこう幻想的な景色だったりします↓

そして肝心な新しき村美術館の目印なのですが
木の上から女性像が見えたらそれが美術館です↓


そしてここで覚えておきたいのが、なんとこちらも
セルフで美術館スタッフを呼ぶシステムとなっておりまして
入って、電気が付いてなかったからと言って諦めなくても大丈夫です。
( ※ ただ、月曜日は定休日です )

建物の外観はこちらなのですが、扉を開けても誰もいなくて
不安になる可能性もありますが、よくあたりを見渡すとこちらのベルがあります↓


チーンとおして30秒ほどで「はーい。」とスタッフさんが出てきてくださり







美術館ですね、200円かかりますが大丈夫ですか?
とのこと。
お金をお支払いすると、それぞれの部屋の電気を一つずつつけてくださり
あとはゆっくり見て回ることができます。


❸たのむと作品の解説をしてくれる


しばらくじーっと作品を見ていると







あの、よかったら詳しく説明しましょうか?
と声をかけてくださったのでお願いしてみると、めちゃくちゃ面白い話をたくさんしてくれました。
80歳からのサインの変化
たとえば武者小路実篤作品の80歳までのサインは
難しい方の「實篤(サネアツ)」を使っていたのが・・・↓


80歳を超えてからは、どういうわけか簡単な「実篤(サネアツ)」を使うようになったのだとか。





なんでですかね?
と聞くと「若い人が読めなかったからじゃないですかね。」とのこと↓


サインによって、どれくらいの年齢に描いたものかわかったりしたら
これからどこかで作品見ても、かなり面白くないですか?^^
❹ 村人が使っている食堂


これはかなり有り難かったのですが、お話を聞いているうちに
新しき村では、実は数年前までご飯当番があって
週に何回か食堂で、当番の人が料理をしてみんなで食べていたとのこと。
「へぇぇ、本当に一緒に生活しているんですね」と言ったところ







よかったら見て行きますか?全然良いですよ、見学しても。
とのこと。
なんとも嬉しい展開に。
ということで見せていただくと、そこにはちゃんと村の人たちの生活が残っていました。


食事の時間のルールだとか、一緒に食べる米の入った米櫃なんかも置いてあり
「村用のお米」というなんとも味のある張り紙までしてありました。


食堂内には舞台もあり、今でもここでイベントをすることもあるのだとか。
またこの食堂のある建物ですが、外にトイレも設置されておりまして↓


中もとても綺麗にお掃除されており、荷物を引っ掛けられる
フックなんかもあったので安心して利用できます^^


❺ 敷地内にある都電(路面電車)
そして最後にせっかく行ったのなら是非とも見ておきたいのがこちら
村人のご親族が寄付されたという、かつての都電(路面電車)です↓

こちらは昔は
⚫︎村を訪れた人の休憩所や
⚫︎子どもたちの勉強部屋・遊び場
として使われていたそうなのですが、現在は鍵がかかっており、入ることができない状態です。

100周年を機に修復作業が行われ、村の風景に溶け込むそれは
「今は動かないけれど、時間を運び続けているようなシンボル」
として大切に保存されているように見えました^^

ちょっと電車だけ離れたところにあってわかりづらいのですが
こちらのアトリエ長杉荘のわきの道をくだっていくと見える
不思議なオブジェの奥にあるので↓(左奥に見えるのが都電です)

立ち寄った際は是非とも見てみてくださいませ^^
まとめ|村の人の程よい距離感

今回は村とのことで、もしも閉鎖的なコミュニティだったらどうしよう・・・
と行った不安もあったのですが、実際に行ってみたらみなさん本当に程よい距離感で
すれ違ったら挨拶はしてくれるけど、必要以上に話しかけてくることもなく







よかったらお花持っててください^^
と、わざわざ新聞紙に包んで枝垂れ柳をくれたりもしました。
武者小路実篤さんの作品が好きな方や、文学好きのかたにはおすすめです。
あわせて読みたい|非日常スポット紹介

こちらのサイトでは、新しき村以外にも





ちょっと変わった、知る人ぞ知る非日常スポットの記事
を、私はなおが実際に行った上で書いてますので
よければあわせてどうぞ↓

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