個人的体験談

何やってもダメな時期の【個人的な乗り越え方】人間万事塞翁が馬

hanao

何やってもダメ、にも先がある

本当にダメかどうかは、実はその時点ではわからないという話

むかし、一瞬だけ

「もしかしたら、これで生きていけるかもしれない」

という、今までにない人生の追い風が吹いたことがあった。

それはもう、本当にそれしかないと思ったし

一緒にやっていく仲間もいたものだから

ただただ嬉しく、そこに向かってすべての情熱を注ぎこみ

生活も、何もかもをそこに向けて用意していた矢先

全く予想もしていなかった、自分ではどうにもならない部分の力により

あっさりとその道が、断たれてしまったことがあった。

どうしたらいいか本当にわからない

おうおうおー!

自分でもびっくりしたのですが

人間、本気で信じていたものが予想もしない角度から突如崩されると

本当に、何をどうしたら良いか、全くわからなくなる。

そして、その時点ですでにかなりの無理をしながら

なんとかやってきた上で、崩されてしまった私は

もう本当に立ち上がることができず

それから先、どうやって生きていったら良いか

本当にわからなくなってしまった。

そんな中、一通の連絡が入る

そんな中、近所に住んでいた、当時

50代半ばのプロの華道家のおじさんからラインが入った。

「はなお、3日前さぁ、台風だったじゃん?」

「なんか茨城の方、今豊作みたいなんだよぉ〜」

おじさんは華道の中でも、流木をメインに使う人で

台風のあとは、よく私を流木さがしのバイトに誘ってくれた。

おじさんの運転するハイエースに乗って

1日中、ひたすら海で流木をひろうというもの。

軽い気持ちで一度誘ったら

どう考えても自分よりでかい流木を、女とは思えないほどの馬鹿力で

ズリズリと引きずってくる私をみて

「きみ、前世は原始人かなにかなの?」

と、気づいたら結構信頼してくれていた。(と理解している)

ひさしぶりに届いたそのラインの通知をボーッと眺めていると

家にいるよりは絶対にいいと思い、おじさんの家のピンポンを押した。

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なにもない海辺

「うわぁ、、やられたぁー!」

2時間かけて茨城の海までやっと辿り着いたかと思ったら

前を歩いていたおじさんが、いきなり叫んだ。

「なにー、何がやられたのー?」

そう言って、そっちの方に走っていくと

綺麗さっぱり、海辺には流木なんて一つも落ちてはいなかった。

( 落ちてはいるけど、枝とかカスのようなものばかり )

「いやぁ、一足遅いと先にやられちゃうんだよ〜」

「やられちゃう?」

聞くと、清掃業者やアクアリウム業者も

嵐のあとに、流木をとりに来るのだという。

見ててね、絶対いいことあるから

あー、ダメだ、どこ行ってもだめ。

その後、ちかくの海をてんてんと回ってはみたものの

結局、ぜんぶ業者が持っていった後だった。

今日はもう難しいかもな・・・と私が静かに思いはじめた頃。

「はなお、なんの根拠もないこと言っていい?」

え・・?うん。

「見ててね、絶対いいことあるから(満面の笑み)」

どうゆうこと?

「俺さ、こうゆうとき絶対手ぶらで帰んないんだよ」

そういうと、おじさんはパパッとナビを打ち込むと

「海がだめなら、山に行こう〜!」と言った。

その時だった。

予想外の連絡、到来

川越八幡宮「昼の流れ星」

「あれ、ちょっと待ってなんか来た。」

ピコンっと何かの通知が入ったスマホを見るおじさん。

「・・・ほら、きた!」

えっ、なにどうしたの?

聞くと、30分ほど前、あまりにもお目あての流木がなさすぎて

「茨城の海に流木探しに来たけど・・・不作でーす!」

と自身のFacebookでつぶやいたところ

それを見ていた、会ったことはないけれど

お互い気になっていた、茨城に住むこれまたプロの華道家さんから

「もしかして〇〇海岸ですか?ものすごく近くにいるんですけど」

「良かったら、少しお会いして見ませんか?」

とDMが届いたのだという。

あまりにもベストタイミングすぎて、鳥肌がたった。

こうゆうのなんて言うか知ってる?

はなおさ、こうゆうのなんて言うか知ってる?

ものすごく嬉しそうに、おじさんは言った。

「人間万事・塞翁が馬 」

え・・?なに、もう一回言って。

「ニンゲン・バンジ・サイオウガウマ」

「その出来事が良かったのか、悪かったのかなんてことは、その時点ではわからないってこと〜」

ふーん。

疲れていて、その時はよくわからなかったけれど

とりあえずスマホにメモだけはしておくことにした。

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人間万事・塞翁が馬ってなに?

おじさんと、これまた知らないプロのおじさん同士が

盛大に華道の話で盛り上がる中

なんとなく、今は外した方が2人の会話に集中できるのではと思い、外に出る。

外壁に寄りかかり先ほどメモした「人間万事・塞翁が馬」について調べてみると

あ〜・・・

とわりと大きな声がでた。

💡塞翁が馬とは?

⚫︎昔、ある老人の馬が逃げ出した。

近所の人たちはそれを「お気の毒に」と言ったが

老人は「これが悪いこととは限らない」と言った。

しばらくするとその馬は、足の速い馬を連れて戻ってた。

⚫︎2頭に増えた馬を見て、近所の人は

「これは良いことが起きましたね」と言った。

しかし老人は「これが幸せとは限らない」と言った。

しばらくすると老人は、その新しい馬に自らの息子を乗せて落馬させてしまい

足に大きな怪我を負わせてしまった。

⚫︎怪我をした息子を見た近所の人は

「これはまた大変なことが起きましたね」と言った。

しかし老人は「これが不幸とは限らない」と言った。

しばらくするとその国では、大きな戦争が起こったが

足を怪我していた老人の息子は戦争に行かずにすみ、命を失わずに助かった。

おおお〜っ。

なんだか、ただのことわざとは思えない気がした。

そう・・・かもしれない。

上手くいかなかったことにも、実はまだそのつづきがある。

そしてそれが、本当にダメなことだったのかは、その時点ではまだわからない。

夏の空をながめながら、なんだかよくわからないけど

少しだけ前向きな気持ちになったのを覚えている。

良いことはなぜかいつも予想外からくる

猿島でみつけた龍木

これは、本当に勝手な個人的な体感からくるものなのですが

現状になにか違う流れをもたらしてくれるような

良い出来事や、良い出会いというのは

なぜかいつも、自分がまったく予想もしていなかった角度から

ある日、しゅっと横入りしてくることが多いような気がしている。

でもそれは、毎日ニコニコしていれば

神様が自分だけを特別に手助けしてくれるだとか、そういったことではなく。

わけからないながらも、迷ったり、間違えたり、逃げたりしながら

それでも自分なりに、こうかな、いやこうかな・・・?

と、やっていると

( 目を逸らしてしまって、全く動けない期間も含む )

ある日、突然、全く期待もしていなかった角度から

やぁ( ´ ω ` )ノ

と、訪れたりする。

え、これ?みたいな、わけのわからない角度。

まったく何とも思ってはなかったけど、これやって良かったんだ

行ってみて良かったんだ、会ってみて良かったんだ、という

一ミリも期待していなかった「何となくやってはみたけど」な瞬間から入り込んでくる。

でも、それは「それでもやってみてはいた」ということが

実は大きく関係しているのかもということに

私はこのおじさんとの関係の中で、なんとなく感じはじめていた。

それでも「 やってみる 」の先

アプトの道で、息がきれる

そもそもおじさんは最初から

業者に流木をとられている可能性を、全く予想してないわけではなかった。

でも、それでも時間とお金と私のバイト代までかけて

行ってみた、というのがある。

そして、いざ行ってみたら何にもなかった。

そこで、おいい!嘘だろ、ここまできたのに何にもないじゃないか〜 ( `Д ´ )ノ

という嘆きをフェイスブックで呟いてみたところ

まさかの以前から気になっていた相手から連絡が来た。

でもそれは、実はもっと前の段階から

おじさんが一生懸命、毎日作品を作ってフェイスブックにあげてきていたことや

そんな様子を見て、その華道家さんが

興味を持ってくれていたことがベースにあってのことである。

でも、すごく面白いなと思うのは

最後の架け橋だけは、まったく何の努力でもない

“ 思い通りにいかなかった愚痴を、つぶやいてみた ”

というところにあるのが、すごく面白い。

その後、2人で美術館に出展したそうです^^

良い知らせには、いつもタイムラグがある

空飛ぶテニスボール

そしてこれはもう一つ、私が勝手に思っていることなのですが

仕事でも恋愛でも、その他あらゆるものの

良い知らせや、良い出会いというのは

なぜだかいつも、タイムラグがあるように思うのです。

なんとかしたいと思いながらも

何をどうしたら良いのかわからない時間や

そんな自分を責めてしまう時間。

そしてそこから目をそらすことでしか自分を守れない時間など

あらゆる時間を過ごす中で

「まぁ、いっか。どうせこれも何にもならないし」と

軽い気持ちで、ポーンと投げてみた球が

しばらく経って、なぜかコウノトリが咥えて戻ってくることがある。

バサっバサっ  ∧( ‘Θ’ )∧🎾

えっ?

なんか思ってたのと違う、でも嬉しい・・・みたいな。

そうゆうことってありませんか、、?ボソっ

きっとたぶん・・・

この世の大抵の物事は、上手くはいかないし、何にも起こらない。

でも、それでもやってはみたものの延長線上に

奇跡というのは起こるように思うのです。

そして、コウノトリ側が咥えてみたり

戻ってみようかな〜と気まぐれを起こすかどうかというのは

投げた側にはまったく予想ができないからこそ

そこにはタイムラグが生じるのかもしれません。

そんなふうに思ってみると、何だかちょっと面白くないですか?^^

もしこれを少しでも面白いと思ってしまうような感覚がどこかにある方は

私はたぶん、大丈夫だと思うのです。

ううん、たぶんじゃない、絶対に大丈夫。

今はうまくいかなくても、最終的にはものすごくしっくりくる

人や場所に、自分自身の力で辿り着けると思うのです^^

人間万事・塞翁が馬。

それが良かったか悪かったか何てことは、その時点ではまだわからない。

だってそれはまだ、物語の続きだから。

ダメだったからこそ得られた道

とはいえ、実はけっこう「何やってもダメ期」に到来中の私は

自分の力ではどうにもならないようなことで、思い通りに行かないことが続いており

このブログに関しても

「あ!ここ行ってみたいし、ブログに書きたい。」と思っていざ行ってみると・・・

はなお
はなお

嘘でしょ・・・なんで今日にかぎって?

といった、信じられない間の悪さによって

目的地に辿り着けないことが3回連続で続いている(本当です)

アプトの道もそうだった・・・↓

あわせて読みたい
アプトの道で、熊が怖すぎて戻ってきた話
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直近は “ 矢切の渡し ”という

江戸時代からつづく、東京と千葉をつなぐ渡し船にいこうとしたら

洪水の影響で今日はやってないと現地についてから知りました。

そうゆうとき、私はいつも思いだすのです。

「海がダメなら、山に行こう〜!」

そう言って、ルンルンでナビを打ち込み始めた55歳の無敵な横顔を・・・

ダメならダメで、ダメだったからこそ出会えた景色に会いにいく。

そんなふうに、私もポップな足取りで生きていけたらと

入れなかった矢切の渡しの前で、クルッと踵を返すと

そこからでもいけるところを、すぐに探し出したのでした(`・ω・´ )ノ

そして出会ったのが「彫刻ギャラリー」

これがまた、想像以上に良かったので今度ご紹介させてくださいませ^^

書いている人
はなお
はなお
非日常ハンター
こんにちは、非日常ハンターの、はなおと言います。

普段は、古本屋で働いています。

いつもとは、ちょっと違った感覚になれるような「非日常」が大好きで、実体験をもとにこのブログを書いています。

同じような感覚の方と繋がれたら嬉しいです。

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